日本国家科学の思想

書誌事項

日本国家科学の思想

池田元著

論創社, 2011.2

タイトル別名

日本国家科学の思想

タイトル読み

ニホン コッカ カガク ノ シソウ

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内容説明・目次

内容説明

丸山政治思想史学と民衆思想史学の結合を目指す著者が、戦時中の大熊の「政治経済学」と難波田の「日本経済学」を俎上にあげて、大熊の国家論の基底にある「国家共同体=連帯」論を剔出する。

目次

  • 第1章 日本国家論へのアングル—近代主義と近代批判の二重性
  • 第2章 難波田経済学と国家論—ファシズムと権威主義国家
  • 第3章 大熊信行の詩情と論理—日本国家論をめぐって
  • 第4章 大熊信行の「主体化」論と職能国家論—「生活」と「国家」の内的連関性
  • 第5章 大熊信行の社会思想と配分原理—『ラスキンとモリス』の世界
  • 第6章 大熊信行の「国家共同体=連帯」論と権力否定の論理—『国家悪』の思想をめぐって
  • 補章 国家改造論へのアングル—「日本近代国家」観と所有権構造をめぐって

「BOOKデータベース」 より

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