風に舞ったオナリ : 「聞き書き」沖縄・三姉妹家族と旅の物語
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風に舞ったオナリ : 「聞き書き」沖縄・三姉妹家族と旅の物語
凱風社, 2011.1
- タイトル読み
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カゼ ニ マッタ オナリ : キキガキ オキナワ サンシマイ カゾク ト タビ ノ モノガタリ
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注記
参考文献: p267
内容説明・目次
内容説明
日清戦争の時に誕生し沖縄初の外交官となった田場盛義には、三人の妹がいた。静、鶴、英—。三姉妹は、兄を愛し、兄の志を支えながら、沖縄に吹きつづけた風に果敢に立ち向かって生き抜いた。年配の女性が口ずさんだ歌を心に刻んで、かれらの生い立ちと時代の記憶をたどる長い旅が始まる。途切れることのなかった家族の絆。その根っこにあったのは…。
目次
- プロローグ 『風』の歌
- 第1部 田場盛義と三姉妹(琉球世からヤマト世へ—沖縄・浦添当山;沖縄初の外交官誕生—沖縄・恩納;ツルと英の進学—沖縄・那覇 ほか)
- 第2部 戦争の時代(上海事変と大田實—中国・上海;松岡洋右からの年賀状—中国・上海;鳩間洋服店—満州・新京 ほか)
- 第3部 戦後を疾走したオナリ(引揚げと家族の安否—鹿児島、沖縄;担ぎ屋—東京、横浜;真の帰還、そして死—横浜 ほか)
- エピローグ 思い
「BOOKデータベース」 より