律令官制と礼秩序の研究

書誌事項

律令官制と礼秩序の研究

大隅清陽著

吉川弘文館, 2011.2

タイトル別名

律令官制と礼秩序の研究

タイトル読み

リツリョウ カンセイ ト レイチツジョ ノ ケンキュウ

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注記

主要史料典拠刊本一覧: p390-393

内容説明・目次

内容説明

礼と法の二元構造をもつ中国律令制と違い、日本律令制は、氏族制と官僚制から構成されていた。八世紀以後、中国礼制の受容と共に氏族制が解体し、平安貴族社会が生まれる過程を、官制と礼秩序の変遷から解き明かす。

目次

  • 問題の所在と本書の構成
  • 第1部 律令官制の基本構造(弁官の変質と律令太政官制;延喜式から見た太政官の構成と行事;古代冠位制度の変遷;律令官人制と君臣関係—王権の論理・官人の論理;律令官制における京官と外官—比較国制史としての律令制研究にむけて)
  • 第2部 日唐儀制令の比較研究(儀制令と律令国家—古代国家の支配秩序;儀制令における礼と法—律令法系の構造的特質をめぐって;座具から見た朝礼の変遷—養老儀制令12庁座上条の史的意義;日本律令制における威儀物受容の性格—養老儀制令13儀戈条・15蓋条をめぐって)
  • 第3部 律令制と礼の受容(唐の礼制と日本;礼と儒教思想)

「BOOKデータベース」 より

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