日本のクマ : ヒグマとツキノワグマの生物学
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書誌事項
日本のクマ : ヒグマとツキノワグマの生物学
東京大学出版会, 2011.2
- タイトル別名
-
Bears in Japan : biology of Hokkaido brown bears and Japanese black bears
- タイトル読み
-
ニホン ノ クマ : ヒグマ ト ツキノワグマ ノ セイブツガク
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注記
編者「山崎」の「崎」は「山竒」の置き換え
内容: はじめに(坪田敏男), 序章: クマの生物学 -- クマという生きもの, I: ヒグマ(第1章「採食形態」-第3章「個体群と遺伝的変異」, Topic-1「DNA多型解析による血縁関係推定」), II: ツキノワグマ(第4章「行動」, 第5章「食性と生息環境」, Topic2「安定同位体比解析による食性履歴の推定」, 第6章「個体群の成り立ちと遺伝的構造」, 第7章「ヒグマの保護管理」), III: ヒトとクマの共存(第8章「ツキノワグマの保全生態学」, Topic-3「食痕を用いた加害固体の特定」, 第9章「クマの保全医学」-第11章「ヒグマの保護管理」, Topic-4「知床半島における管理対策への取り組み」, 第12章「ツキノワグマの保護管理」), おわりに(山崎晃司), 索引, 執筆者一覧
引用文献: 各章末
収録内容
- クマの生物学 : クマという生きもの / 坪田敏男 [執筆]
- 採食形態 : 環境の変化への柔軟な対応 / 佐藤喜和 [執筆]
- 行動圏と土地利用 : トラジロウの追跡を中心に / 青井俊樹 [執筆]
- 個体群と遺伝的変異 : 遺伝的多様性からみた地域個体群の保全 / 釣賀一二三 [執筆]
- DNA多型解析による血縁関係推定 / 伊藤哲治 [執筆]
- 行動 : これまでの研究と新しい研究機材の導入によりみえてきたこと / 山崎晃司 [執筆]
- 食性と生息環境 : とくに果実の利用に注目して / 小池伸介 [執筆]
- 安定同位体比解析による食性履歴の推定 / 中下留美子 [執筆]
- 個体群の成り立ちと遺伝的構造 : 東日本と西日本を比較する / 大西尚樹 [執筆]
- 高山帯・亜高山帯の利用 : 北アルプスに生息するツキノワグマの生態 / 泉山茂之 [執筆]
- ツキノワグマの保全生態学 : 共存の論理 / 大井徹 [執筆]
- 食痕を用いた加害固体の特定 / 齊藤正恵 [執筆]
- クマの保全医学 : 麻酔・繁殖・感染症 / 坪田敏男 [執筆]
- ヒトとクマの関係 : 民俗学的考察 / 田口洋美 [執筆]
- ヒグマの保護管理 : ヒトとヒグマの軋轢とその対策 / 早稲田宏一, 間野勉 [執筆]
- 知床半島における管理対策への取り組み / 葛西真輔 [執筆]
- ツキノワグマの保護管理 : ツキノワグマをめぐる社会的課題とその対策 / 横山真弓 [執筆]
内容説明・目次
目次
- クマの生物学—クマという生きもの
- 1 ヒグマ(採食生態—環境の変化への柔軟な反応;行動圏と土地利用—トラジロウの追跡を中心に;個体群と遺伝的変異—遺伝的多様性からみた地域個体群の保全)
- 2 ツキノワグマ(行動—これまでの研究と新しい研究機材の導入によりみえてきたこと;食性と生息環境—とくに果実の利用に注目して;個体群の成り立ちと遺伝的構造—東日本と西日本を比較する;高山帯・亜高山帯の利用—北アルプスに生息するツキノワグマの生態)
- 3 ヒトとクマの共存(ツキノワグマの保全生態学—共存の論理;クマの保全医学—麻酔・繁殖・感染症;ヒトとクマの関係—民俗学的考察;ヒグマの保護管理—ヒトとクマの軋轢とその対策;ツキノワグマの保護管理—ツキノワグマをめぐる社会的課題とその対策)
「BOOKデータベース」 より