レーニンの墓 : ソ連帝国最期の日々
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レーニンの墓 : ソ連帝国最期の日々
白水社, 2011.2
- 上
- 下
- タイトル別名
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Lenin's tomb : the last days of the Soviet Empire
- タイトル読み
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レーニン ノ ハカ : ソレン テイコク サイゴ ノ ヒビ
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注記
参考文献: 下巻末p16-21
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784560081075
内容説明
エリート官僚の機能不全と少数民族の異議申し立てを中央政府が無視したがゆえに、ソ連帝国が解体する過程を赤裸々に描く。全体主義国家の制度とイデオロギーの破綻を、現場に密着し内側から観察。取材の射程はサハリン島やシベリアの炭鉱の地下から、カフカス、中央アジアの集団農場まで、都市の裏町から言論・文化界、共産党中央にまで及んでいる。その上で、ソ連を支配していた共産党の独裁体制、党と国家のアマルガムのような構造物が自壊していくプロセスを、生き生きとしたヒューマンドラマに組み立てている。ピュリツァー賞受賞作品。「崩壊後20年」の真実。
目次
- 第1部 記憶のために(森の戦い;幼年スターリン主義者;永久保存のために;回帰する歴史;革命の寡婦たち;ニーノチカ;医師団陰謀事件その後;メモリアル;川面のメッセージ)
- 第2部 民主主義の展望(仮面舞踏会;二重思考者たち;党幹部たち;貧しき人びと;地底の革命;帝国からの葉書;サハリン島;パンとサーカス;最後の収容所)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784560081082
内容説明
ペレストロイカが解き放った炭鉱労働者ストが、やがて都市知識層やバルト諸国をはじめとする各地の民族運動と有機的に結びつき、ゴルバチョフを窮地に追い込んでいく歴史のダイナミズム…スターリンを否定し、レーニン—正しい社会主義—に回帰しようとしたゴルバチョフだったが、ペレストロイカが解き放ったエネルギーはレーニン信仰も葬り去ってしまった。ニュー・ジャーナリズムの頂点を示す記念碑的作品。ピュリツァー賞受賞。
目次
- 第3部 革命の日々(「明日は戦に」;失われた幻想;十月革命;メーデー!メーデー!;愛情省;黒い九月;テレビ塔;保守強硬派;市井の人びと)
- 第4部 「一度目は悲劇として、二度目は茶番として」
- 第5部 裁かれる旧体制
「BOOKデータベース」 より