さもなければ夕焼けがこんなに美しいはずはない

書誌事項

さもなければ夕焼けがこんなに美しいはずはない

丸山健二著

求龍堂, 2011.2

タイトル読み

サモナケレバ ユウヤケ ガ コンナニ ウツクシイ ハズ ワ ナイ

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内容説明・目次

内容説明

安曇野にこもり、ただ一人の力で執筆と作庭に明け暮れる小説家のエッセイ。

目次

  • 一月 本道を歩むことの醍醐味を味わってしまった者は、二度と抜け出せない。
  • 二月 開花、開花の連続という植物が存在しないように、成功、成功の連続という人生もまた存在しない。
  • 三月 鳥だって、この世を生きているかぎりはいろいろある。
  • 四月 五百年以上の寿命が欲しいと思えるほど奥の深い、ほとんど底無しの感動を望むばかり。
  • 五月 本の数万冊を読破するよりも手応えのある、言葉には言い表せない本物の答え。
  • 六月 この世に存することの唯一の命題は、ひたすら生き抜くことのみであって、けっしてほかの何かではない。
  • 七月 常に現在のなかにしか存在しないおのれを把握し、その折々に自己を律せよ。
  • 八月 あなたを堕落させる誘惑は常にあなた自身からもたらされ、しかも、あなたの周辺の者たちまでもがその誘惑にさらされる。
  • 九月 芸術の真の力の源泉は、自分以外の生をむさぼり食らい合う、命同士の闘争そのものにある。〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB05062888
  • ISBN
    • 9784763011084
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    112p, 図版[8]p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
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