漢字の気持ち
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書誌事項
漢字の気持ち
(新潮文庫, 9129,
新潮社, 2011.3
- タイトル読み
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カンジ ノ キモチ
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注記
参考・引用文献: p204-206
内容説明・目次
内容説明
漢字は、人々の思いを背負っている。祈りや愛情、思考や哲学、悩みや苦しみなど、人間の心のありようが凝縮されている—古代から脈々と続く漢字の心象に魅かれた書家・刻字家高橋政巳が、語源を遡り、百余の漢字を筆書きしながら、古代の中国や日本人の心と姿を明らかにする。「恋」と「変」はどう違う?名前の漢字の由来は?漢字の奥深さと楽しさに溢れたユニークな漢字読本。
目次
- 第1章 人として大切なこと(食卓を囲んで心と心が響き合う—響;パンドラの箱には一枚の布が残っていた?—希 ほか)
- 第2章 連想を楽しむ(「人」の向きが変わると—人従比北背色;足跡の位置が変わると字も変わる—止出歩 ほか)
- 第3章 多面的な世界に遊ぶ(「ひかり」と「かげ」の関係—光景陽陰;「みる」にも多様な「みかた」がある—看見視観診監 ほか)
- 第4章 社会のことを考える(神聖な動物による神判—法慶薦;「医は仁術」ならぬ「医は呪術なり」?—医楽療薬 ほか)
- 第5章 自分を見つめる(「私」とは何?—私僕自己吾我;「悲しみ」と「哀しみ」の違い—悲哀 ほか)
- 第6章 人生をいとおしむ(「愛」をめぐる変遷—愛;「やさしさ」の形とは—優 ほか)
「BOOKデータベース」 より