日本の近代10大陸戦と世界
著者
書誌事項
日本の近代10大陸戦と世界
並木書房, 2010.11
- タイトル別名
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日本の近代十大陸戦と世界
- タイトル読み
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ニホン ノ キンダイ 10ダイ リクセン ト セカイ
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内容説明・目次
内容説明
日清戦争から太平洋戦争まで、帝国陸軍は幾多の陸戦を戦い、多くの作戦に勝利した。世界戦史と比較しても、その戦いぶりは際立っている。日本軍の戦闘の特徴は、常に兵士と将校がよく戦い、エリート参謀のつくった計画が出鱈目であったことだ。近代日本が戦った十大陸戦を選び、対称する世界陸戦と比較しながら、戦いの実相を解説した画期的な戦史書。
目次
- 1 日清戦争の平壌攻防戦と鴨緑江への追撃—日清両国には軍事力格差がありすぎた
- 2 日露戦争得利寺の戦い—日露戦争でもっとも綺麗な勝利
- 3 旅順攻防戦—この戦いでニコライ二世は惨殺される結果になった
- 4 奉天会戦—偶然と独断専行が支配した包囲作戦
- 5 支那事変の上海決戦—浸透戦術によって国府軍を殲滅した幻の決戦
- 6 ノモンハン事件—蒋介石支援のため鉄道敷設までしたスターリン
- 7 マレー作戦—シンガポール攻略のため中立国タイに上陸
- 8 サイパン玉砕—水際防禦にも失敗、民間人保護にも失敗
- 9 硫黄島攻防戦—玉砕しながら米軍に一・五倍の損害を与えた名将、栗林忠道
- 10 ソ連の対日参戦—八月一五日、終戦日は日本軍の戦勢は有利だった
「BOOKデータベース」 より