西洋思想における「個」の概念
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書誌事項
西洋思想における「個」の概念
慶應義塾大学言語文化研究所 , 慶應義塾大学出版会 (発売), 2011.3
- タイトル別名
-
西洋思想における個の概念
- タイトル読み
-
セイヨウ シソウ ニオケル コ ノ ガイネン
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注記
その他の著者: 金子善彦, 佐藤真基子, 水田英実, 小川量子, 高橋淳友, 橋本由美子, 藁谷敏晴
文献あり
索引: p371-381
内容説明・目次
内容説明
判然としないその姿ゆえに、哲学史の表舞台に立つことがなかった「個」。アリストテレスからアウグスティヌス、トマス・アクィナス、エックハルト、スコトゥス、ライプニッツ、レシニェフスキまで。それぞれの思想に8人の専門家が光をあて、「個」の歴史を浮かび上がらせるわが国で初めての試み。
目次
- 1 アリストテレスにおける個の認識
- 2 アウグスティヌスにおける個体の可変性についての理解—無形質料の解釈を中心に
- 3 個の概念に関するトマス説
- 4 ドゥンス・スコトゥスにおける個の問題
- 5 エックハルトにおける「個」の概念—「神の摂理」との関連に鑑みて
- 6 個体と世界—ライプニッツから
- 7 ライプニッツにとって個とは何であるか—モナドロジーを中心に
- 8 論理的存在論について
- 9 三段論法における単称命題の特殊性に関するライプニッツの要請について
- 付録 ライプニッツ『モナドロジー』(全訳)
「BOOKデータベース」 より