帰省
著者
書誌事項
帰省
(文春文庫, [ふ-1-50])
文藝春秋, 2011.3
- タイトル別名
-
帰省 : 未刊行エッセイ集
- タイトル読み
-
キセイ
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注記
「帰省 未刊行エッセイ集」(2008年7月刊)を改題し8篇追加したもの
叢書番号はジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
普段めったに鳴らない家の電話が火を噴き、妻が駈け廻って対応に追われた直木賞受賞の夜。ただやむにやまれぬものがあって書く「作家」という人種について。ヒーロー不在の時代に小説の主人公を作る受難—没後十一年を経て編まれた書に、未刊行の八篇を新たに追加した。作家・藤沢周平の真髄に迫りうる最後のエッセイ集。
目次
- 1(猩紅熱以来;一頭走れば群も—物の有限性に謙虚な怖れを ほか)
- 2(伊藤珍太郎「庄内の味」序;美術館を待望する ほか)
- 3(江戸の出版界;破調の織部—古田織部の生涯 ほか)
- 4(寒かった話;四十の坂 ほか)
- 5(叱られて当然;赤い渋うちわ ほか)
「BOOKデータベース」 より