徂徠学と朝鮮儒学 : 春台から丁若鏞まで

書誌事項

徂徠学と朝鮮儒学 : 春台から丁若鏞まで

李基原著

ぺりかん社, 2011.3

タイトル読み

ソライガク ト チョウセン ジュガク : シュンダイ カラ チョウ ジャクヨウ マデ

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注記

註: 各章末

参考文献: p293-303

博士学位論文(京都大学教育学研究科 2009年提出)をもとにしたもの

内容説明・目次

内容説明

近世日本という一国を超え、東アジア世界にも影響を与えた“徂徠学インパクト”—幕藩制下の政治と学問を儒学主導に変革させる理念的根拠を築いた荻生徂徠(一六六六‐一七二八)。徂徠学の登場が太宰春台などの徂徠学継承者と反徂徠学者による思想的衝突・発展を促したのみならず、丁若〓(よう)をはじめとした朝鮮の思想家にも多大な影響を与えたことを、一国思想史を乗り越え、東アジア思想史という枠組みから検証した注目の論考。

目次

  • 序論 —「一国思想史」を克服する
  • 第1章 東アジア思想史における徂徠学
  • 第2章 太宰春台における徂徠古辞学の読み直し
  • 第3章 太宰春台における徂徠人間論の読み直し
  • 第4章 徂徠学の周辺の世界(1)—片山兼山における徂徠学の受容と変容
  • 第5章 徂徠学の周辺の世界(2)—反春台論として『聖学問答』批判書の公刊
  • 第6章 朝鮮実学と徂徠学—丁若〓(よう)の徂徠学認識
  • 結論

「BOOKデータベース」 より

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