子どもをめぐるデザインと近代 : 拡大する商品世界

書誌事項

子どもをめぐるデザインと近代 : 拡大する商品世界

神野由紀著

世界思想社, 2011.3

タイトル読み

コドモ オ メグル デザイン ト キンダイ : カクダイ スル ショウヒン セカイ

内容説明・目次

内容説明

明治期の玩具収集熱の高まり、そして大正期以降の「子どもらしい」デザインの爆発的増加—人々の消費欲を刺激してやまない玩具、衣服、家具、文具、菓子などを通して、子どものモノに向けられた大人たちの眼差しを読み解く。

目次

  • 第1章 交錯する眼差し—子どもの発見をめぐって(近代的子ども観の芽生え;江戸趣味と玩具収集;市場における「子どもの発見」;「童心主義」の興隆—大正後期の児童観)
  • 第2章 商品化する子ども世界(子ども用商品をめぐる視座;郷土玩具から教育玩具へ;商品としての既製子ども服;イメージとしての子ども部屋;子ども用文房具の出現;子どもと洋菓子;消費イベントの創出)
  • 第3章 モダニズムと子ども世界(家具装飾デザイナーの子ども観—木檜恕一と森谷延雄;モダンデザインとなった子ども用品—木材工芸学会と工芸指導所による開発;村山知義のイラストレーションに見る子ども観)

「BOOKデータベース」 より

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