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文壇挽歌物語

大村彦次郎著

(ちくま文庫, [お-49-5])

筑摩書房, 2011.4

タイトル読み

ブンダン バンカ モノガタリ

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注記

参考資料: p577-581

シリーズ番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

石原慎太郎の華々しい文壇への登場とそれに続く太陽族ブームは、出版界に大きな影響を与える事件となった。敗戦からの復興とともに、旧体制の変革が急激に進行しつつあり、かつて栄華を謳った文壇もその例外ではなかった。編集者の目から眺めた戦後昭和文壇史の舞台裏。好評の『文壇うたかた物語』『文壇栄華物語』につづく“文壇三部作”の完結編。文庫版のための書き下ろし「補説」を増補。

目次

  • 和田芳恵の芸術院賞
  • 外村繁が「筏」を上梓する
  • 石原慎太郎の「太陽の季節」、慎ちゃん!こっち向いてェ
  • 佐藤春夫と舟橋聖一の“太陽族”論争
  • 深沢七郎の「楢山節考」、楢山祭りが三度来りゃよ
  • 今東光の復活
  • 司馬遼太郎と「近代説話」
  • 「池島信平君を励ます会」
  • 田宮虎彦の悲傷
  • 徳永直「草いきれ」と壷井栄の怒り〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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