クラン先生、猛獣たちを診る : パリの獣医さんが語る動物との絆
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クラン先生、猛獣たちを診る : パリの獣医さんが語る動物との絆
(ハヤカワ文庫, NF342-343)
早川書房, 2008.11
- 上
- 下
- タイトル別名
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Ces bêtes qui m'ont fait homme.
- タイトル読み
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クラン センセイ モウジュウタチ オ ミル : パリ ノ ジュウイサン ガ カタル ドウブツ トノ キズナ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784150503420
内容説明
駆け出しの獣医だったわたしは、週のほとんど毎日、獰猛な動物たちの治療に駆り出された。大型で鋭い爪や牙をもつ彼らは、気の抜けない、手のかかる患者さんだ。それでもわたしが彼らのもとへ、喜んで駆けつけたのはなぜか?動物に人間と同じ治療を施すと有名な「パリの獣医さん」クラン先生が、獣医を志してから、フランス初のサファリ形式動物園を開くに至るまでを語る、波瀾万丈の自伝的ノンフィクション。
目次
- 1 虎の顎の中で
- 2 自動小銃から注射器へ
- 3 頭突きと脇蹴りの不意打ち
- 4 わが生涯の忘れえぬ犬、ユーユー
- 5 九官鳥殺し
- 6 ライオンの風邪
- 7 オセロットたちの愛情
- 8 目を潰される赤ちゃんゴリラたち
- 9 痛みをうったえるボア(王蛇)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784150503437
内容説明
虎の肢の間に腕を差し込んで抗生物質を注射し、彼らを痛みから解放してやったわたしを、虎たちは再会した時も覚えていて、唇をブルブルさせて歓迎してくれた—必要な気遣いを怠らなければ、猛々しい獣とも心は通じる。自宅にまでライオンの赤ん坊や奔放なチンパンジーを迎え入れ育てたクラン先生の、「人間が人間らしくあるには動物がそばにいるのが不可欠だ」という持論が心に染み入る、ユーモアと感動の記録。
目次
- 10 雌の白熊の肢の下で
- 11 犀のコンプレックス
- 12 元旦とわたしのヘラジカ
- 13 聖霊降臨祭のバイソン
- 14 病院の虎
- 15 虐殺されたライオンたち
- 16 マリカの攻撃
- 17 プードルは許してくれた
- 18 可愛いヨークシャー・テリアの結婚大騒動
- 19 動物と共に生きるか、それとも動物と共に滅びるか
「BOOKデータベース」 より