秋葉原耳かき小町殺人事件 : 私たちは「異常者」を裁けるか

書誌事項

秋葉原耳かき小町殺人事件 : 私たちは「異常者」を裁けるか

吉村達也著

(ワニブックス「Plus」新書, 049)

ワニ・プラス , ワニブックス (発売), 2011.2

タイトル別名

秋葉原耳かき小町殺人事件 : 私たちは異常者を裁けるか

タイトル読み

アキハバラ ミミカキ コマチ サツジン ジケン : ワタクシタチ ワ イジョウシャ オ サバケルカ

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内容説明・目次

内容説明

2010年11月1日、東京地裁で「耳かき小町殺人事件」の判決が読み上げられた。判決は無期懲役。秋葉原の耳かき店に勤める被害者が、ストーカーと化した上得意だった加害者に、何の関係もない祖母とともに殺害された痛ましい事件である。この異様な事件はなぜ起きたのか?未然に防げる手立てはなかったのか?そして、裁判員裁判で下された無期懲役という判決は妥当なものだったのか?ミステリー作家が事件の深層と裁判の問題点を明らかにする。

目次

  • 序章 裁判員は究極の選択を迫られた
  • 第1章 無邪気な標的—「まりな」と「吉川」運命の出会い
  • 第2章 裏切りの誕生日—まさかの拒絶、動転、そして修復
  • 第3章 要求のエスカレート—乗っ取られた青春の日々
  • 第4章 扉は閉じられた—臨界点に到達した双方の怒り
  • 第5章 絶望と恐怖の果てに—かりそめの姿を捨てられず
  • 第6章 破壊された人形—彼は「誰」を殺したのか
  • 終章 運命の分岐点—間違いに気づいたら戻るべき場所

「BOOKデータベース」 より

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