中世社会の刑罰と法観念
著者
書誌事項
中世社会の刑罰と法観念
吉川弘文館, 2011.5
- タイトル別名
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中世社会の刑罰と法観念
日本中世の刑罰と社会の研究
- タイトル読み
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チュウセイ シャカイ ノ ケイバツ ト ホウカンネン
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注記
学位請求論文「日本中世の刑罰と社会の研究」(東北大学, 2007年) をもとに、再構成したもの
内容説明・目次
内容説明
古来、執行されてきた刑罰の中世的特徴とは何か。検非違使庁による罪人の拘禁・追放や財産没収の実態分析をもとに中世が成立する様相を追究。また、滅罪と清祓に注目し、神仏を核とする中世固有の法観念を解明する。
目次
- 本書の視角と課題
- 第1部 支配権力と刑罰(使庁における追放と財産刑の形成—住宅「壊取」を中心に;使庁と没官領—「宝鏡寺文書」所収売券案の考察;京中獄制の特質と社会的機能)
- 第2部 神仏と法観念(寺領支配における追放・没収刑の論理;滅罪と安穏;『春日清祓記』の基礎的考察;鎌倉期春日社における清祓祭物の徴収とその配分;「罪科」と清祓)
- 「罪」の観点からみた中世社会の秩序
「BOOKデータベース」 より