演歌は国境を越えた : 黒人歌手ジェロ家族三代の物語
著者
書誌事項
演歌は国境を越えた : 黒人歌手ジェロ家族三代の物語
岩波書店, 2011.3
- タイトル別名
-
Enka crossed the border
黒人歌手ジェロ : 家族三代の物語
- タイトル読み
-
エンカ ワ コッキョウ オ コエタ : コクジン カシュ ジェロ カゾク サンダイ ノ モノガタリ
大学図書館所蔵 件 / 全34件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
来日四年目の二〇〇八年に演歌歌手としてデビューし、一躍スターの座についたジェロ。その華やかなドラマに重ねて、日本人の祖母、そして母のたどった苦難を描く。進駐軍の黒人兵と結ばれて米国へ渡り、人種差別の下で演歌を心の支えとした祖母、横浜に残されて黒い肌ゆえに毎日石を投げられ、そのいじめに耐えかねて渡米した少女時代の母。二人の女性を通して日米を問わぬ人種的偏見の壁を、そして歌手ジェロを通してその厚い壁を軽々と乗り越えた演歌の力を伝える。
目次
- プロローグ—突然の嗚咽
- 第1章 演歌が家族を支えていた
- 第2章 伝説の始まり
- 第3章 『海雪』大ヒットの秘密
- 第4章 “夢”への階段
- 第5章 母の真実
- 第6章 夢の、その先へ
- エピローグ—演歌はよみがえるか
「BOOKデータベース」 より