地方の美術の森から

著者
    • 金原, 宏行 キンパラ, ヒロユキ
書誌事項

地方の美術の森から

金原宏行著

沖積舎, 2011.4

タイトル読み

チホウ ノ ビジュツ ノ モリ カラ

内容説明・目次

内容説明

日本の近代美術は、志をもつ地方在住者が中央・東京をめざし、西洋近代美術の影響を受けつつ、ダイナミックに新しい美術を創造してゆく歩みである。そして、昭和から平成にかけて、平面も立体もより高みを形成しようとしている。その歩みをあたかかな眼で追った一冊。

目次

  • 松井守男の絵画—海、光、祈り
  • 雲くらい眺めて楽しいものはない—曽宮一念の油彩・淡彩素描の魅力
  • 柳原義達の烏の彫刻
  • 写生の地平を拓いた印刷の視覚—明治の石版画
  • 浜松と関りのあった芸術家やパトロンたち
  • 生涯の知的成長を促す場としての美術館
  • 美術館で働くということ—共感の力を磨く
  • 平常展を考える—「花鳥風月展」にちなんで
  • 書画から絵画へ—三遠地方の南画作品から
  • 洋風画の成立試論
  • イギリス水彩画と日本そしてワイエスへ
  • イギリス絵画と日本
  • 自然と共生する民家—向井潤吉の画業

「BOOKデータベース」 より

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