一私小説書きの弁 : 随筆集
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一私小説書きの弁 : 随筆集
(新潮文庫, に-23-3)
新潮社, 2011.5
- タイトル別名
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一私小説書きの弁 : 随筆集
随筆集一私小説書きの弁
- タイトル読み
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イチ ワタクシショウセツカキ ノ ベン : ズイヒツシュウ
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内容説明・目次
内容説明
落魄の半生を経て、貧窮と性病の果てに凍死した大正時代の私小説家・藤澤清造。その代表作「根津權現裏」に、真の同類を認めた衝撃から歿後弟子を名乗った著者。爾来、清造の偏見払拭と全集の刊行を生涯の務めと決意し、いつしか自身も時流に背いた私小説を書き出すに至った、「師弟」関係の始まりを含む関連エッセイを集成した。「なぜ清造だったのか」、その答えがここにある。
目次
- 『藤澤清造全集』編輯にあたって
- 藤澤清造略年譜
- 藤澤清造—自滅覚悟の一踊り
- 清造忌 雪に埋もれず—藤澤清造歿後七十年に
- 戯作者を目指した“文士道”
- 藤澤清造と故郷
- どうで死ぬ身の一踊り
- 藤澤清造
- 「清造忌」を営んで
- 異端者の悲しみ—『稚兒殺し 倉田啓明譎作集』解説〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より