西南アジアの砂漠文化 : 生業のエートスから争乱の現在へ

書誌事項

西南アジアの砂漠文化 : 生業のエートスから争乱の現在へ

松井健著

(東京大学東洋文化研究所報告)(東洋文化研究所紀要, 別冊)

人文書院, 2011.3

タイトル読み

セイナン アジア ノ サバク ブンカ : セイギョウ ノ エートス カラ ソウラン ノ ゲンザイ エ

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注記

付: アフガニスタン・パキスタン周辺地図 (1枚)

引用文献: p642-657

内容説明・目次

内容説明

三〇年余りのフィールドワークから証される、放牧とナツメヤシ栽培の生業のエートス、資源をめぐるポリティーク、スラームの異端ズィクリー、婚外性関係の処断など、西南アジアの砂漠文化の知られざる諸相とは。アフガニスタン、パキスタン・バルーチスターン—絶えることのない争乱の根源を文化からとく。

目次

  • 第1部 アフガニスタンの遊牧—西南アジアにおける生業のエートス(1)(アフガニスタンのパシュトゥーン遊牧民;家畜群構成と牧畜経営類型—アフガニスタンの牧畜諸集団に関する民族誌的覚書 ほか)
  • 第2部 バルーチスターンとラージャスターンのオアシス/乾燥農業—西南アジアにおける生業のエートス(2)(バルーチスターン・マクラーン地方の農業と社会;マクラーニー・バルーチュのヤシ文化 ほか)
  • 第3部 パシュトゥーン、バルーチュ対照民族誌(一九世紀アフガニスタン、バルーチスターンの遊牧民;遊牧の二類型とその意味—生業の複合性についての人類学的覚え書き ほか)
  • 第4部 歴史的社会的からまりあい(アフガニスタンにおける民族関係;アフガニスタン紛争の文化的要因 ほか)
  • 第5部 フロンティアの現在(ズィクリーはムスリムか?—バルーチスターンにおける宗教問題の外延;アフガニスタンという不幸—近代、「前」近代、「反」近代の布置)

「BOOKデータベース」 より

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