少年殺人者考
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少年殺人者考
講談社, 2011.4
- タイトル読み
-
ショウネン サツジンシャ コウ
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内容説明・目次
内容説明
少年たちは、なぜ人を殺したのか?李珍宇、永山則夫、酒鬼薔薇聖斗、光市母子殺害事件犯…。戦後史に残る少年殺人事件、彼らの残した言葉に迫る傑作論考。
目次
- 李珍宇の「罪と罰」—小松川女高生殺人事件
- 永山則夫と小説の力—「連続射殺魔」事件
- 「成長の物語」の終焉—女子高生コンクリート詰め殺人事件
- 宮崎勤のポストモダン、または「主体」からの逃走—連続幼女誘拐殺人事件
- 「怪物」の悲しみ—神戸連続児童殺傷事件
- 復讐する少年たち—佐賀バスジャック事件、岡山金属バット母親殺害事件
- 「実験」する少年、または理性という凶器—豊川市主婦殺人事件
- 「実験」する少女、またはメタ・フィクションとしての「私」—静岡母親毒殺未遂事件
- 「表現」する少年たち、または「ゴシック」—八戸・母弟妹殺害事件、会津若松・母親首切断事件
- 妄想化する物語、または荒唐無稽ゆえに吾信ず?—光市母子殺害事件他
- 十一歳の「テロリスト」—佐世保小六女児同級生殺害事件
- 内面を「晒す」ということ—秋葉原無差別殺傷事件
「BOOKデータベース」 より