日本の迷走はいつから始まったのか : 近代史からみた日本の弱点
著者
書誌事項
日本の迷走はいつから始まったのか : 近代史からみた日本の弱点
(小学館101新書, 107)
小学館, 2011.4
- タイトル別名
-
日本の迷走はいつから始まったのか : 近代史からみた日本の弱点
- タイトル読み
-
ニホン ノ メイソウ ワ イツカラ ハジマッタ ノカ : キンダイシ カラ ミタ ニホン ノ ジャクテン
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注記
主要参考文献: p315-317
内容説明・目次
内容説明
幕末・維新から現在まで近代日本の歩みを、戦争と平和の問題を中心に据え、グローバルな視座で大局的に描き出す。戦争はなぜ繰り返すのか、何が国家の盛衰を決めるのか?近代日本の「迷走」と「暴走」、そして現在の「迷走」をもたらした「選択」を見ていくと、世界ルールの転換の認識と対応の遅れが主因だと解ってくる。では、どうすればよいのか!?日本近代史の大家が「通史」を見ていくことによって未来を考える、これまでにない「日本近代史」。
目次
- 近代日本の歴史から、どうやって未来を考えるのか
- 幕末・維新〜大日本帝国憲法制定(〜一八九三) 国際社会の荒波に船出し、近代国家への道を進む
- 日清戦争〜日英同盟締結(一八九四〜一九〇二) 「文明国」をうたって清国に勝利するが、アジア蔑視が迷走の萌芽となる
- 日露戦争〜辛亥革命(一九〇三〜一九一一) 日露戦争の経験と教訓を活かせず、過信が迷走へとつながっていく
- 第一次世界大戦(一九一二〜一九二〇) 大戦による世界ルール変更を理解できずに、迷走を繰り返す
- ワシントン会議〜世界恐慌の発生(一九二一〜一九三〇) 協調体制の一員となるが、恐慌への対応から膨張路線に向かう
- 満洲事変〜二・二六事件(一九三一〜一九三六) 満洲事変の「成功」により、世界から孤立して戦争への道を進む
- 日中戦争(一九三七〜一九四〇) 中国との戦争の出口が見つからず、迷走から暴走へ向かう
- アジア太平洋戦争(一九四一〜一九四五) 希望的観測から日米開戦を決断し、破滅への道を暴走する
- 敗戦・占領〜独立回復(一九四五〜一九五四) 民主化と非軍事化に取り組むなかで、アメリカ従属の道へ進む
- 五五年体制(十九五五〜十九七二) 経済優先でキャッチアップに成功するが、経済大国となって道を失う
- 石油ショック〜バブル崩壊(十九七三〜十九九一) 多極化する世界経済の動きに戦略的対応ができず、迷走を始める
- 冷戦終結〜世界金融危機(十九九二〜) 冷戦後の世界ルールの変化に付いていけず、経済危機に迷走を深める
- 地球規模の問題に、日本はどう取り組むのか?
「BOOKデータベース」 より