観念的生活
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観念的生活
(文春文庫, [な-54-2])
文藝春秋, 2011.5
- タイトル読み
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カンネンテキ セイカツ
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注記
2007年11月刊の文庫化
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
デカルトに疑念を呈し、ニーチェの矛盾を看破、ドストエフスキーを笑い飛ばしもする。この一年半の生と思索の軌跡のなかで、唯一無比の哲学者は、死を怖れつつ死を哲学的に追い詰め、時間論を発展させ、高き領域にまで達するのだ。また、新稿「観念的生活、その後」で明かされる、最終的境地への予感。
目次
- 死んだら困る
- 物自体
- 独我論
- 「時の流れ」という錯覚
- 不在としての私
- 過去と他者の超越
- 二重の「いま」
- 超越論的観念論
- 原因としての意志
- 想起モデル
- 悪への自由
- 共通感覚
- 懐疑論
- ニヒリズム
- 哲学という病
「BOOKデータベース」 より