未熟型うつ病と双極スペクトラム : 気分障害の包括的理解に向けて
著者
書誌事項
未熟型うつ病と双極スペクトラム : 気分障害の包括的理解に向けて
金剛出版, 2011.4
- タイトル別名
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Immature form of depression and bipolar spectrum
- タイトル読み
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ミジュクガタ ウツビョウ ト ソウキョク スペクトラム : キブン ショウガイ ノ ホウカツテキ リカイ ニ ムケテ
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注記
巻末索引: p[293]-301
文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
古典的メランコリー親和型うつ病から遠く離れ、「笠原‐木村分類」(笠原嘉・木村敏)、「逃避型抑うつ」(広瀬徹也)、「ディスチミア親和型うつ病」(樽味伸)、「現代型うつ病」(松浪克文)との対比、ヤンツァーリクの構造力動論を導きの糸にして。現代うつ病論の金字塔「未熟型うつ病」論考から構築される、うつ病‐双極性障害の連続線上としての気分障害論。
目次
- 第1部 未熟型うつ病
- 第2部 双極スペクトラム(躁とうつ)(双極スペクトラム(Bipolar spectrum)について;躁状態の精神病理学;うつ病の躁転に関する状況論的考察—開放病棟入院が荷下ろし(Entlastung)の状況を導く可能性について;双極性障害と境界性パーソナリティ障害の鑑別と共存)
- 第3部 うつ病の症状・経過論(うつ病者の語り—うつ病の経過段階と病前人格を踏まえて;うつ病中核群の概念—精神病理学的視点から;うつ病の心気・身体関連症状;気分障害(うつ病)におけるパニック発作の精神病理;うつ病における解離;妄想性うつ病の精神病理学的検討—うつ病妄想の成立条件(病前性格との関連))
- 第4部 現代社会と気分障害(時代による気分障害の病像変化)
「BOOKデータベース」 より