逆パノプティコン社会の到来 : ジョン・キムのハーバード講義 : ウィキリークスからフェイスブック革命まで

著者

    • キム, ジョン キム, ジョン

書誌事項

逆パノプティコン社会の到来 : ジョン・キムのハーバード講義 : ウィキリークスからフェイスブック革命まで

ジョン・キム [著]

(ディスカヴァー携書, 059)

ディスカヴァー・トゥエンティワン, 2011.4

タイトル別名

ジョン・キムのハーバード講義逆パノプティコン社会の到来

逆パノプティコン社会の到来 : ジョンキムのハーバード講義 : ウィキリークスからフェイスブック革命まで

タイトル読み

ギャク パノプティコン シャカイ ノ トウライ : ジョン・キム ノ ハーバード コウギ : ウィキリークス カラ フェイスブック カクメイ マデ

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注記

主要参考資料: p235

内容説明・目次

内容説明

「パノプティコン」という言葉をご存じだろうか?日本語では「全展望監視システム」と訳されている。18世紀、ベンサムによって考案された監獄の設計案だ。ウィキリークスやフェイスブック革命による一連の騒動を見て、このパノプティコンを思い出す。ただ、構図は逆だ。看守塔にいるのは政府ではなく市民なのである。あのジョージ・オーウェルが小説『1984』において危惧していたのは、「ビッグブラザー」としての政府によって、市民の一挙手一投足が監視される未来社会だったが、ウィキリークスやフェイスブックの登場は、政府活動の陰の部分を含めたあらゆる情報を明らかにし、勇気ある市民が声を結集し、命をかけた政治行動を起こすための強力な武器を市民に与えた。看守塔にいるのは市民であり、監視されるのは政府であるという「逆パノプティコン社会」の到来だ。本書では、ウィキリークスやフェイスブック革命の分析を通じて、この「逆パノプティコン社会」の到来について論じることにする。

目次

  • 第1章 ウィキリークス誕生
  • 第2章 ウィキリークスと外交
  • 第3章 サイバー戦争の勃発
  • 第4章 ウィキリークスとジャーナリズム
  • 第5章 ウィキリークスと企業
  • 第6章 ウィキリークスの未来
  • 第7章 フェイスブック革命
  • 結びに変えて—逆パノプティコン社会の到来

「BOOKデータベース」 より

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