空想法律読本
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空想法律読本
(メディアファクトリー新書, 021)
メディアファクトリー, 2011.2
- タイトル読み
-
クウソウ ホウリツ ドクホン
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注記
法律監修: 森田貴英, 片岡朋行
2001年刊の「空想法律読本」に加筆・修正し新書化したもの
主要参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
法律は人間が幸福に生きるためにある。漫画やTV番組のヒーローたちも、人類の幸せのために働いている。目的が同じなのだから、彼らの行為は法に触れないのだろうか?弾丸よりも速く走るエイトマンの「スピード違反」疑惑やジャミラを倒したウルトラマンに対する「殺人罪」疑惑など、作品内の著名なエピソードを例に、法律的な解釈を試みると、法律の根幹が鮮やかに浮かび上がってくる。テレビや漫画のエピソードを法的に考える知的エンタテインメント本。
目次
- 第1章 メイツ星人惨殺事件—宇宙人にも人権を認めないと、ウルトラマンが悲惨な目に遭う
- 第2章 仮面ライダー連続蹴殺事件—ライダーキックで怪人を倒す。これは殺人罪にあたらないか?
- 第3章 人造人間キカイダー損害賠償事件—何をやってもキカイダーは無罪。ならば、その責任は誰が負う?
- 第4章 ウルトラマン建造物破壊事件—怪獣との格闘でビルが損壊。ウルトラマンはその責任を負うべきか?
- 第5章 モスラの卵カラ売り事件—法律は、怪獣とそれによる被害をどう判断するのだろうか?
- 第6章 竜ヶ森ビートル機墜落事故—ハヤタ機とウルトラマンの空中衝突。この事故はどちらの責任か?
- 第7章 エイトマンスピード違反事件—弾丸よりも速く走るエイトマンは、スピード違反で捕まるのか?
- 第8章 ジャミラ放水殺人事件—人間ジャミラを水死させたウルトラマン。裁判になったら判決は?
「BOOKデータベース」 より