金融資本主義の崩壊 : 市場絶対主義を超えて
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書誌事項
金融資本主義の崩壊 : 市場絶対主義を超えて
藤原書店, 2011.5
- タイトル別名
-
Finance et globalisation : la crise de l'absolutisme du marché
崩壊 : 金融資本主義の : 市場絶対主義を超えて
- タイトル読み
-
キンユウ シホン シュギ ノ ホウカイ : シジョウ ゼッタイ シュギ オ コエテ
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注記
参考文献: p420-437
その他の訳者: 藤田菜々子, 中野佳裕, 西洋, 山田鋭夫, 坂口明義, 原田裕治
監訳: 山田鋭夫, 坂口明義, 原田裕治
内容説明・目次
内容説明
「金融市場を、公的統制下に置け!」サブプライム危機を、金融主導型成長が導いた必然的な危機だったと位置づけ、“自由な”金融イノベーションの危険性を指摘。公的統制に基づく新しい金融システムと成長モデルを構築する野心作。
目次
- 日本にとっての危機の教訓—まえがきにかえて
- 画期的変化の2008年
- 金融市場効率性理論の瓦解と他の伝統的アプローチ
- 金融市場は完全か—危険な過ち
- 金融脆弱性と経済危機—大経済学者への回帰
- 民間の金融イノベーションに一貫して遅れをとる各種規制
- アメリカ住宅ローン市場関連のデリバティブ商品危機は避けることができた
- 危機の展開—資産のデフレ・スパイラル
- サブプライム危機—変わらないものと新しいもの
- 金融主導型成長の終焉
- 金融イノベーションに枠付けをするなという謬論
- 金融の社会的統制のために—単一の要請 複数の道
- 構造的かつ世界的な危機だが、国民国家への復帰はあるのか
- 転倒する世界 継続する危機
「BOOKデータベース」 より