希望ケ丘の人びと
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書誌事項
希望ケ丘の人びと
(小学館文庫, [し5-9],
小学館, 2011.5
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- タイトル読み
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キボウガオカ ノ ヒトビト
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784094086126
内容説明
ニュータウン「希望ヶ丘」—今年、四十歳になった私“田島”は、春から中学三年生になる美嘉と小学五年生の亮太とともに、この街へとやってきた。ここは、二年前にガンで亡くなった妻・圭子のふるさとであり、今度の引っ越しは、塾の教室長に転職した私自身の再出発でもあった。しかし父子三人の新生活は、出だしから難問続出。亮太は母の面影ばかり追い求め、美嘉は新しい学校になじめず、塾には生徒が集まらない。そんな中、妻の中学時代の親友が衝撃の一言を漏らす「圭子の好きだったひとって…」泣いて笑って心あたたまる感涙必至のニュータウン小説。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784094086133
内容説明
二年前にガンで亡くなった妻・圭子のふるさと「希望ヶ丘」。この街に引っ越して塾を開いた私“田島”の下に、少しずつ生徒が集まってくる。帰国子女のマリア、高校中退で家を出たショボ、母親の期待に押し潰されそうな泰斗、そして、長女の美嘉…。「ダメになっていく子に冷たい街」—そんな希望ヶ丘の子どもたちを田島とともに救ったのは、圭子の中学時代の初恋相手・エーちゃんだった。「顔を上げろよ、少年。うつむいてると息が苦しくなるだろ…美味い息を吸って、美味い息を吐け。それが人生だ」薄れゆく人と人との絆を見つめ直す“希望の街”の物語。
「BOOKデータベース」 より