猿之助三代
著者
書誌事項
猿之助三代
(幻冬舎新書, 215)
幻冬舎, 2011.5
- タイトル読み
-
エンノスケ サンダイ
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注記
参考文献: p241-245
内容説明・目次
内容説明
四百年余り続く歌舞伎界には團十郎、菊五郎、歌右衛門など歴史ある名跡がある。その中で、江戸後期に誕生した「猿之助(=澤瀉屋)」は、常に奇抜なアイデアを創造し、伝統・秩序への反骨精神で劇界全体を隆盛させてきた。門閥主義に捕らわれず、根っからの新し物好き、高尚さより観客が喜ぶ芝居を追求してきた彼ら新興一門は、どう生まれ花開いたか—。その存在に長年刮目する著者が、異端の血筋の歴史をたどる。「革新に次ぐ革新」という伝統に光を当てた新しい猿之助伝。
目次
- 序幕 劇界の孤児
- 第1幕 遊廊と猿之助
- 第2幕 二代目猿之助と小山内薫
- 第3幕 歌舞伎界の風雲児
- 第4幕 猿翁への道
- 第5幕 けれんの三代目猿之助
- 終章 四代目猿之助のゆくえ
「BOOKデータベース」 より