カラス笛を吹いた日
著者
書誌事項
カラス笛を吹いた日
BL出版, 2010.11
- タイトル別名
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Crow call
- タイトル読み
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カラスブエ オ フイタ ヒ
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内容説明・目次
内容説明
だぶだぶのウールのシャツの下で膝をかかえこんで、小さな声でささやいてみる。「父さん、父さん。」父さんって言うのは初めてみたい。戦争に行って、長い間、家にいなかった父。「父さん。」と、気軽に呼びかけることさえできない娘。そんなふたりはいっしょにカラス狩りにでかけます。リズはカラスを呼ぶカラス笛をもって、そして、父は、銃をもって—カラスが群れる荒涼とした丘にリズが吹くカラス笛がひびきわたります。作家ロイス・ローリーが、多感な少女時代の自分と父との思い出を、詩情ゆたかにつむぎだします。
「BOOKデータベース」 より