昔ガヨカッタハズガナイ : ボクラ少国民のトラウマ
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昔ガヨカッタハズガナイ : ボクラ少国民のトラウマ
(山中恒少国民文庫 / 山中恒著, 5)
辺境社 , 勁草書房 (発売), 2011.6
- タイトル読み
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ムカシ ガ ヨカッタ ハズ ガ ナイ : ボクラ ショウコクミン ノ トラウマ
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注記
ベストセラーズ 1993年刊の増補
内容説明・目次
内容説明
戦時下の被教育体験を問いつづける著者が、あの時代の気分が充満する今、根拠のない教訓にだまされないための自前の視点を創出する。
目次
- 根拠のない教訓にはもうだまされないぞ—時代の気分に呑み込まれないために
- 男が家にいたっていいじゃないか—本末尊卑明分思想からの脱却
- 一家の主は幸せだろうか?—本末思想による倫理秩序
- 親父の背中は反面教師だ—父権の後ろ盾は旧民法
- 昔だって核家族だったんだ—大家族主義のからくり
- 子どもなんて産めやしない—厚生省の創立、「産めよ殖やせよ国のため」
- 公私混同してなにが悪い—滅私奉公主義からの訣別
- なぜ学歴なんかにこだわるのか—「東大信仰」の淵源
- 子どもの悲鳴が聞こえないのか—学歴差別の「救い難き堕落」
- 結婚適齢期なんて気にしちゃダメだ—戦後も生き残った「結婚適齢期」
- 嫁いびりはめぐる因果の糸車—オワちゃんとヒラリーが教える彼我の大差
- 「昔」の歯切れの悪い終焉—一億総懺悔の論理がはびこる
「BOOKデータベース」 より