漱石俳句探偵帖
著者
書誌事項
漱石俳句探偵帖
(文春文庫, [は-8-19])
文藝春秋, 2011.6
- タイトル読み
-
ソウセキ ハイク タンテイチョウ
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注記
参考文献: 巻末
単行本は1999年11月, 角川学芸出版刊
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
子規と競った松山・熊本時代、学生に幻滅した東大教師時代、小説家となってからも折々に、漱石は生涯二千五百余もの俳句を詠んだ。一流のユーモア、理想と孤独。漱石の最も自由な気持が満ちた十七文字からは、時代の空気、あの名作の意外な背景が見えてくる。楽しいエピソードと新事実、知的興奮が満載の傑作歴史エッセイ集。
目次
- 1(まったく無能な教師なり;シェイクスピアに張り合って ほか)
- 2(米山天然居士の「墓」;『草枕』の隠し味 ほか)
- 3(是は謡曲好きのものにて候;「無弦の素琴」を聞く ほか)
- 4(「死こそ真のリアリティだ」;よく眠る人、夢みる人 ほか)
- 5(「清和源氏」の末裔である;下戸がうたう「菊花の酒」 ほか)
- 6(早稲田「漱石公園」にて;松山「愚陀仏庵」を訪ねて ほか)
「BOOKデータベース」 より