異界を旅する能 : ワキという存在
著者
書誌事項
異界を旅する能 : ワキという存在
(ちくま文庫, [や40-2])
筑摩書房, 2011.6
- タイトル別名
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ワキから見る能世界
- タイトル読み
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イカイ オ タビ スル ノウ : ワキ ト イウ ソンザイ
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注記
「ワキから見る能世界」(日本放送出版協会 2006年刊)の改題加筆
シリーズ番号はブックジャケットによる
参考文献: p253-254
内容説明・目次
内容説明
能の物語は、生きている「ワキ」と、幽霊や精霊である「シテ」の出会いから始まる。旅を続けるワキが迷い込んだ異界でシテから物語が語られる。本書では、漂泊することで異界と出会いリセットする能世界、そして日本文化を、能作品の数々を具体的に紹介しながら解き明かす。巻末に、本書に登場する46の能作品のあらすじを収録。
目次
- 序章(台北での体験から;ワキがある「ところ」に行きかかり、シテと出会う ほか)
- 第1章 異界と出会うことがなぜ重要か(定家(一)不思議な墓;定家(二)心の秋 ほか)
- 第2章 ワキが出会う彼岸と此岸(無力なワキ;「旅」がワキのキーワード ほか)
- 第3章 己れを「無用のもの」と思いなしたもの(「空洞」な旅人;敦盛(一) ほか)
- 第4章 ワキ的世界を生きる人々(ワキ的世界に入れる人、入れない人;芭蕉は能の旅をしたかった ほか)
「BOOKデータベース」 より