旅人国定龍次
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Bibliographic Information
旅人国定龍次
(ちくま文庫, [や22-32,
筑摩書房, 2011.6
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- Title Transcription
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タビニン クニサダ リュウジ
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Kyoto Seika University Library and Information Center
上913.6||Y 19||ち/文04006989,
下913.6||Y 19||ち/文04006990 OPAC
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Note
シリーズ番号はブックジャケットによる
Description and Table of Contents
- Volume
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上 ISBN 9784480428134
Description
血の気が多く喧嘩っ早い国定龍次は栄五郎親分の制止も聞かず、天狗党の隊士を叩っ切る。そこで出会った腹違いの兄千乗坊から、父親が国定忠治だと聞かされた龍次は、勇気百倍、父の形見長脇差小松五郎を携え、渡世人修行に出る。お目付け役としてあとを追うのは親分の娘で恋仲のおりん。江戸の新門辰五郎、黒駒の勝蔵らに仁義をきるが、妙な用心棒志願、元天狗党の草堂万千代と大立ち回り—。
- Volume
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下 ISBN 9784480428141
Description
「ゆうどう…からく」、父の戒名を呪文に唱えれば、長脇差小松五郎が電光一閃。吉良の仁吉一家、清水の次郎長一家、穴太の徳次郎一家相手に大立ち回り。しかし、「ええじゃないか」の歌とともに現れた相楽総三、新撰組、西郷隆盛、岩倉具視、能天気な龍次に真意は明かされず、討幕の戦いは進む。翻弄される龍次とおりん。渡世人から見た幕末維新の群像を鮮やかに描く。
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