ダイナミックフィギュア

著者

    • 三島, 浩司 ミシマ, コウジ

書誌事項

ダイナミックフィギュア

三島浩司著

(ハヤカワ・SF・シリーズ, Jコレクション)

早川書房, 2011.2

タイトル読み

ダイナミック フィギュア

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内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784152091956

内容説明

太陽系外からやってきた謎の渡来体が地球上空に建設した軌道リング・STPFは、地球の生物に“究極的忌避感”と呼ばれる肉体的・精神的苦痛を与える作用があった。リングの一部は四国の剣山に落下し、一帯は壊滅する。そこから発生した謎の生物・キッカイは特殊な遺伝メカニズムにより急速に進化し、駆逐は困難を極めていた。日本政府はキッカイ殲滅のため、圧倒的な力を持つ二足歩行型特別攻撃機・ダイナミックフィギュアを開発、栂遊星は未成年ながら従系オペレーターとして訓練を続けていた。しかし、巨大すぎるその力の使用には世界各国との不断の政治的駆け引きが必要とされ、遊星の人生もまた大国のパワーバランスや思想の対立に翻弄されていく—。日本SF新人賞作家が満を持して放つ、リアル・ロボットSFの極北。
巻冊次

下 ISBN 9784152091963

内容説明

香川県善通寺市に本拠地を置く対キッカイ要撃組織・フタナワーフの部隊は、身近な者たちの死を乗り越えた栂遊星の驚異的な活躍もあり、第一次要撃戦にかろうじて勝利する。だがその代償はあまりに大きく、フタナワーフは精神的支柱たる全権司令官を失っていた。また、遊星のガールフレンド・公文土筆は、日本政府に軍事技術の放棄を迫る思想集団と行動を共にするようになる。その裏切りとも取れる活動と逃亡の事実に、遊星は計り知れない無力感を覚えた。だがそんな最中にも、対キッカイ第二次要撃戦の予定日は刻々と近づいていた…。進化を繰り返し、さらに強大になっていくキッカイを倒すことは可能なのか。地球に現われた渡来体の真の目的は何なのか。異星生命体と二足歩行兵器との、誰も見たことのない驚愕の総力戦が待ち受ける。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB06026981
  • ISBN
    • 9784152091956
    • 9784152091963
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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