非行臨床の新潮流 : リスク・アセスメントと処遇の実際
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書誌事項
非行臨床の新潮流 : リスク・アセスメントと処遇の実際
金剛出版, 2011.6
- タイトル別名
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非行臨床の新潮流 : リスクアセスメントと処遇の実際
- タイトル読み
-
ヒコウ リンショウ ノ シンチョウリュウ : リスク アセスメント ト ショグウ ノ ジッサイ
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文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
非行少年の「立ち直り」において蓄積されてきた臨床の知と、社会的要請に対する根拠に基づく説明責任の間で、非行臨床は岐路に立たされている。「理解しがたい非行」をアセスメントし位置づけながら、同時にそのレッテルを「ぼかし」、社会の中に少年の居場所を作り出さなければならない。発達障害への配慮が一般化し、法社会化が進歩するなか、本書には非行臨床に課せられたこの「モニター」機能と「リハビリテーション」機能の相克への新たな回答が集められている。
目次
- 第1部 ジャスティス・クライエントへの心理・福祉的アプローチ(ジャスティス・クライエントへの「司法臨床」の展開;知的障害のある非行少年への司法と福祉の協働した対応—オーストラリア・ビクトリア州の処遇実践の適用可能性;障害のある非行少年の司法手続と処遇について—法的観点から;矯正施設における知的障害者の処遇)
- 第2部 精神/発達障害と非行・犯罪臨床におけるリスク・アセスメント(非行リスクとしての障害と関連問題;学校における問題行動への対処と非行予防;触法・低年齢少年の非行の特徴—事例のメタ分析によるケースフォーミュレーションのモデル化;非行少年の当事者モデルによるアセスメント)
- 第3部 非行臨床の新潮流(非行臨床モデルの意義と課題;非行からの離脱とは何か—離脱にいたる心理プロセスモデルの提案;矯正教育の新潮流;非行少年の地域生活支援に向けて—沼田町就業支援センターにおける保護観察処遇)
「BOOKデータベース」 より