戦前の猟奇残虐事件簿
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書誌事項
戦前の猟奇残虐事件簿
(河出文庫)
河出書房新社, 2011.6
- タイトル読み
-
センゼン ノ リョウキ ザンギャク ジケンボ
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内容説明・目次
内容説明
明治維新後、日本は富国強兵・殖産興業、急速に西欧列強に追い着こうと無理に無理を重ね近代化を図った。当然、しわ寄せ、ひずみが、社会のそこかしこに現れる。ここに記述される八大猟奇残虐事件は、いずれも過またず近代日本の急速な欧化の悲鳴であり悲哀であり、陰画である。事実だけがもつ迫真が、その歴史の惨酷を暴く。
目次
- 稲妻小僧—阪本慶二郎
- 記憶なき殺人—小林只四郎
- 小年臀肉切り取り殺人事件—野口男三郎?
- まぼろし小僧—西田龍太郎
- 汚職殺人「鈴弁事件」—山田憲
- 淫殺魔—吹上佐太郎
- 説教強盗—妻本松吉
- 贋造紙幣殺人事件—高橋作之助ら
「BOOKデータベース」 より