ヴァーグナーと反ユダヤ主義 : 「未来の芸術作品」と19世紀後半のドイツ精神
著者
書誌事項
ヴァーグナーと反ユダヤ主義 : 「未来の芸術作品」と19世紀後半のドイツ精神
(叢書ビブリオムジカ = Bibliomúsica)
アルテスパブリッシング, 2011.6
- タイトル別名
-
ヴァーグナーと反ユダヤ主義 : 未来の芸術作品と19世紀後半のドイツ精神
- タイトル読み
-
ヴァーグナー ト ハンユダヤ シュギ : ミライ ノ ゲイジュツ サクヒン ト 19セイキ コウハン ノ ドイツ セイシン
大学図書館所蔵 全88件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
博士論文「リヒャルト・ヴァーグナーの『未来の芸術作品』と反ユダヤ主義 : 十九世紀後半のドイツ文化における一現象」(東京大学, 1998年)を内容的にほぼそのままのかたちで再現したもの
参考文献: p266-275
内容説明・目次
内容説明
ヴァーグナー芸術の特徴である理想主義には、恐るべき現実性がひそんでいた。「反ユダヤ主義」—古来ヨーロッパ精神に伏流し、19世紀後半ドイツにおいて異常な高まりを見せ、20世紀にナチスによる大破局を招くことになる思想が、ひとりの作曲家の精神構造にどのような影響を与え、その芸術にどのような刻印を残したか。これまで観念的に語られてきたヴァーグナー芸術と反ユダヤ主義との関係を、彼の音楽作品、論文、書簡、妻コージマの日記、同時代の資料などをもとに徹底的に洗い直し、実証した画期的研究。
目次
- 第1章 ヴァーグナーと反ユダヤ主義(ヴァーグナーの革命志向とユダヤ人問題の結びつき;コージマの『日記』に見られるヴァーグナーの反ユダヤ観発展の諸相と同時代のドイツにおける反ユダヤ主義;ヴァーグナーとユダヤ人との交友)
- 第2章 ヴァーグナーの舞台作品に見られる反ユダヤ的思想(「ユダヤ的」貨幣経済と『ニーベルングの指環』;『ニュルンベルクのマイスタージンガー』におけるユダヤ人カリカチュア;『パルジファル』における腐敗)
- 第3章 「未来の芸術作品」と19世紀後半のドイツ精神(「未来の人類」のために—時代精神からの「ドラマ」の誕生;理想と現実)
「BOOKデータベース」 より