書誌事項

先秦時代の領域支配

土口史記著

(プリミエ・コレクション, 6)

京都大学学術出版会, 2011.6

タイトル読み

センシン ジダイ ノ リョウイキ シハイ

注記

博士論文 (京都大学大学院文学研究科 2009年) に必要な補訂を加えたもの

引用文献一覧: p195-206

内容説明・目次

内容説明

中国の先秦時代の領域支配は、郡県制に至る発達段階とされていた。1987年出土の包山楚簡によって、後の郡県制とは異なる領域支配の存在を明らかにし、同時にいわゆる郡県制に変容していく過程をたどる。新進気鋭の研究者によるプリミエ・コレクションの一書。

目次

  • 第1章 春秋時代の領域支配—邑とその支配をめぐって(県・邑の別;邑とその支配権 ほか)
  • 第2章 「県」の系譜—「商鞅県制」成立の前提として(「県」考辨;秦の「県」 ほか)
  • 第3章 包山楚簡の〓と〓大夫—戦国楚の行政単位と「郡県」(包山楚簡と戦国楚の地方行政単位;「〓=県」説 ほか)
  • 第4章 先秦時代における「郡」の形成とその契機(先秦時代の郡に関する従来の研究;秦の郡 ほか)
  • 結論
  • 附論 先秦時代的地域支配:以“郡縣制”形成前夕爲中心

「BOOKデータベース」 より

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