ひとり膳 : 料理人季蔵捕物控
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書誌事項
ひとり膳 : 料理人季蔵捕物控
(ハルキ文庫, わ1-12)
角川春樹事務所, 2011.3
- タイトル読み
-
ヒトリゼン : リョウリニン トシゾウ トリモノヒカエ
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内容説明・目次
内容説明
江戸に梅が咲き始めた如月、一膳飯屋“塩梅屋”では、梅見弁当の準備がはじまった。先代長次郎が生前、書き遺していた「能代春慶、三段重提げ弁当、梅見鰤、ひとり膳」という言葉が気になる主の季蔵…。そんなある日、おき玖は父・長次郎を偲ぶ梅見へ出かけたが、大雨が降りはじめ、梅の木に雷が落ちたという知らせが塩梅屋に入った。おき玖を案じた季蔵が急いで迎えに行くと、屋敷内で“夜光の珠”が盗まれたと大騒ぎになっていた—。「梅見鰤」「饅頭卵」「吹立菜」「ひとり膳」の全四篇を収録。料理に支えられ生きてきた者たちの、人を想う切なさとあたたかさに溢れた大人気シリーズ第十一弾。
「BOOKデータベース」 より