ぶらり鉄道、街道散歩
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書誌事項
ぶらり鉄道、街道散歩
(ベスト新書, 308)
ベストセラーズ, 2010.11
- タイトル読み
-
ブラリ テツドウ カイドウ サンポ
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内容説明・目次
内容説明
鉄道が日本ではじめて走ったのは、明治五年(一八七二)。鉄道は、交通の要だった街道にそって作られた。街道は参勤交代などに使う幕府の官道、生活物資を運ぶ道、また信者が寺社に詣でるための祈りの道でもあった。まさに歴史の流れとともに発達してきたのが街道であり、鉄道であったのだ。本書は、全国の歴史街道を著者が一つひとつ丁寧に「鉄道で」訪ね歩き、旅の楽しさ、そこに息づく歴史の魅力を伝える一冊である。移りゆく車窓の風景が、土地の歴史を語りかけてくれるだろう。
目次
- 第1部 五街道と山陰道を訪ねて(奥州街道—鉄道でゆく『おくのほそ道』(宇都宮〜盛岡);甲州街道—軍用街道を列車でたどる(新宿〜下諏訪);東海道—弥次さん、喜多さんの歩いた道(江戸〜尾張);東海道—鈴鹿峠の難所を越えて(尾張〜京);中山道—皇女和宮、将軍家降嫁の道(塩尻〜岐阜) ほか)
- 第2部 脇街道を訪ねて全国を歩く(大間越街道—日本海の雄大な海を車窓に(能代〜弘前);羽州浜街道—象潟をめざして日本海を北上(鼠ヶ関〜久保田);陸前浜街道—潮風にのって街道を走る(上野〜仙台);会津西街道—戊辰戦争の残照を追う(今市〜会津若松);身延道—富士川に沿う祈りの道(駿河〜甲斐) ほか)
「BOOKデータベース」 より