書誌事項

ラプンツェル

甲田学人 [著]

(電撃文庫, 2098, 2175 . 断章のグリム||ダンショウ ノ グリム ; 14, 15)

アスキー・メディアワークス , 角川グループパブリッシング(発売), 2011

タイトル読み

ラプンツェル

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注記

著作目録あり

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784048703765

内容説明

“—彼女の髪に、触ってみたい…”少女が歩道橋を登り、階段の一番上に、ぺた、と差し掛かった時。突然、ぐん、と後ろ髪を鷲掴みにされた感触と同時に、髪の毛が思い切り後ろに引っ張られた。そして、恐怖とともに堕ちていき—。いまだ葉耶の悪夢に苦しむ蒼衣は、葬儀屋の件でさらに自責の念に駆られていく。葬儀屋の蘇りにより自我を保っていた保持者が多く、蒼衣は方々から恨まれていた。周囲は蒼衣を休ませようと気を遣うのだが、“泡禍”解決の依頼は増えていくばかりで…。そして舞い込んできた蘇りの娘が関わる“泡禍”事件に、蒼衣も責任を取るかのように、雪乃と二人で解決に向かうのだが—。悪夢の幻想新奇譚、第十四幕。
巻冊次

下 ISBN 9784048707305

内容説明

「いま敵じゃないひとは、いつか敵になるひと。まだ気づいてないだけだよ…」葬儀屋の蘇りによる影響はまだまだ続く。蒼衣に復讐を誓う少年は、自分も死ぬ覚悟で蒼衣を苦痛の海へと沈めていく。遠くなりかけた視界に佇むのは、かつて蒼衣が破滅させ、いまは蒼衣を破滅させつつある、死した少女の姿だった。そして、蒼衣の窮地を救った雪乃も、勇路を始末するべく、動き出す。いまだ真相の掴めない“泡禍”に加え、勇路の存在は危険すぎた。蒼衣を置いていくことに不安は残るものの、雪乃は一人“騎士”として得体の知れない“泡禍”の渦中へと飛び込んでいくのだが—悪夢の幻想新奇譚、第十五幕。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB06231969
  • ISBN
    • 9784048703765
    • 9784048707305
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京,東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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