ラプンツェル
著者
書誌事項
ラプンツェル
(電撃文庫, 2098,
アスキー・メディアワークス , 角川グループパブリッシング(発売), 2011
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ラプンツェル
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注記
著作目録あり
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784048703765
内容説明
“—彼女の髪に、触ってみたい…”少女が歩道橋を登り、階段の一番上に、ぺた、と差し掛かった時。突然、ぐん、と後ろ髪を鷲掴みにされた感触と同時に、髪の毛が思い切り後ろに引っ張られた。そして、恐怖とともに堕ちていき—。いまだ葉耶の悪夢に苦しむ蒼衣は、葬儀屋の件でさらに自責の念に駆られていく。葬儀屋の蘇りにより自我を保っていた保持者が多く、蒼衣は方々から恨まれていた。周囲は蒼衣を休ませようと気を遣うのだが、“泡禍”解決の依頼は増えていくばかりで…。そして舞い込んできた蘇りの娘が関わる“泡禍”事件に、蒼衣も責任を取るかのように、雪乃と二人で解決に向かうのだが—。悪夢の幻想新奇譚、第十四幕。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784048707305
内容説明
「いま敵じゃないひとは、いつか敵になるひと。まだ気づいてないだけだよ…」葬儀屋の蘇りによる影響はまだまだ続く。蒼衣に復讐を誓う少年は、自分も死ぬ覚悟で蒼衣を苦痛の海へと沈めていく。遠くなりかけた視界に佇むのは、かつて蒼衣が破滅させ、いまは蒼衣を破滅させつつある、死した少女の姿だった。そして、蒼衣の窮地を救った雪乃も、勇路を始末するべく、動き出す。いまだ真相の掴めない“泡禍”に加え、勇路の存在は危険すぎた。蒼衣を置いていくことに不安は残るものの、雪乃は一人“騎士”として得体の知れない“泡禍”の渦中へと飛び込んでいくのだが—悪夢の幻想新奇譚、第十五幕。
「BOOKデータベース」 より