共同体の救済と病理

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共同体の救済と病理

長崎浩著

作品社, 2011.6

タイトル読み

キョウドウタイ ノ キュウサイ ト ビョウリ

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文献あり

内容説明・目次

内容説明

人々が“オンリーワン”をもとめる「私」化した現代、人が共同体に吸い寄せられ絡め取られる。共同体は、“共同性”を結ぶ者たちの夢でありまた背理である。不気味に液状化する現代社会で、「救いの共同体」を構築しようと蠢動する私たちの欲望の夢と病を剔抉。古代ユダヤ人、預言者、キリスト教、コミューン、ファシズム、カルト宗教…紀元前から21世紀まで。戦争、テロ、大震災…時代の危機のなか反復される不気味な「共同性」への欲望を撃つ。ラディカリズムのバイブル『叛乱論』後の本格的著作。

目次

  • 序章 ハンナ・アレントとコミューン主義
  • 第1章 罪悪感共同体—フロイトの集団論
  • 第2章 前衛党の心理学
  • 第3章 立ち帰る歴史—申命記共同体
  • 第4章 預言者たち—苦難の歴史と救済
  • 第5章 自由の専制—人民寺院
  • 第6章 オウム真理教団とテクノロジー
  • 第7章 アジテーター、パウロ

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB06248484
  • ISBN
    • 9784861823428
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    362p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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