明治国家の芸能政策と地域社会 : 近代芸能興行史の裾野から

書誌事項

明治国家の芸能政策と地域社会 : 近代芸能興行史の裾野から

橋本今祐著

日本経済評論社, 2011.7

タイトル読み

メイジ コッカ ノ ゲイノウ セイサク ト チイキ シャカイ : キンダイ ゲイノウ コウギョウシ ノ スソノ カラ

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注記

博士論文「明治国家の芸能政策と地域社会」(東北大学, 2010年) に若干の補整を施したもの

近代(明治期)の福島県芸能興行関係略年表: p366-377

文献あり

内容説明・目次

内容説明

明治国家のおし進めた芸能政策。明治五年八月、教部省布達の天皇制イデオロギーに基づく「皇上奉戴」の政治的強制と、芸能を国民教化誘導の教具たらしめんとした峻厳な芸能統制は、日本の近代社会に何をもたらしたのか。近代芸能興行史の裾野から問い直す。

目次

  • 第1編 明治国家の芸能統制と地域社会(芸能取締りの変遷;興行税・芸人税の推移;地方民会と初期県会における芸能統制)
  • 第2編 芸能興行の展開と民衆の動向(地方巡業の芸団と興行の条件;興行免許地の制限と民衆の動向;伺と指令にみる取締りの実際)
  • 第3編 芸能興行と地域社会(開化期における若松県の村芝居の存立環境;磐城国石川郡小高村の大奉納芝居;伊達郡三座の経営と芸能興行)

「BOOKデータベース」 より

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