大正宗教小説の流行 : その背景と"いま"

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大正宗教小説の流行 : その背景と"いま"

五十嵐伸治, 佐野正人, 千葉幸一郎, 千葉正昭編

論創社, 2011.7

タイトル別名

大正宗教小説の流行 : その背景といま

タイトル読み

タイショウ シュウキョウ ショウセツ ノ リュウコウ : ソノ ハイケイ ト イマ

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内容説明・目次

内容説明

大正期後半の親鸞ブームは“なぜ”起こったのか?倉田百三・武者小路実篤・賀川豊彦・加藤一夫・柳宗悦らの作品の検討を通して、大正期の宗教小説の流行を考察し、現代社会との重なりを指摘する。

目次

  • 序 大正という時代(西田幾多郎の時代的役割—大正時代の生命主義に関するノート)
  • 第1部 大正宗教小説の流行(倉田百三の登場;白樺派と宗教—武者小路実篤『耶蘇』の意味;「死線を越えて」の一考察;空前の親鸞ブーム粗描;“棄教”の文学—加藤一夫「見神」への挫折;美学的オリエンタリズムの帰趨—柳宗悦の朝鮮美術観をめぐって)
  • 第2部 哲学・宗教・社会と現代(大正期のベルクソンの流行について;西田天香と大正思潮—『懺悔の生活』をめぐって;社会と宗教;イエスの方舟と芥川龍之介)

「BOOKデータベース」 より

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