パウル・ツェランとユダヤの傷 : «間テクスト性»研究
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書誌事項
パウル・ツェランとユダヤの傷 : «間テクスト性»研究
慶應義塾大学出版会, 2011.7
- タイトル別名
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Paul Celan und das Judentum
パウル・ツェランとユダヤの傷 : 「間テクスト性」研究
パウルツェランとユダヤの傷 : 間テクスト性研究
- タイトル読み
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パウル・ツェラン ト ユダヤ ノ キズ : «カンテクストセイ» ケンキュウ
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注記
学位請求論文 (京都大学) をもとにしたもの
パウル・ツェラン略年譜: p464-471
参考文献: 巻末p9-28
内容説明・目次
内容説明
20世紀最大といわれるユダヤ系詩人パウル・ツェラン。驚くほど豊穣で繊細な詩の世界を形づくっているのは、カフカ、フロイト、ベンヤミン、アドルノ、ブーバー、ショーレムといった数々のユダヤ人たちのテクストなのである。詩人の言葉に織り込まれた膨大な引用を丁寧に読み解いていくことで、「ユダヤ精神」なるものを明らかにする。
目次
- 第1章 薔薇—パウル・ツェランという傷
- 第2章 アーモンド—ツェランとマンデリシュタームの対話
- 第3章 アウシュヴィッツ—ベンヤミン、アドルノと対峙するツェラン
- 第4章 シェヒナー、あるいはユダヤの母なる存在
- 第5章 モーセ、あるいはユダヤの父なる存在—フロイトとカフカを読むツェラン
- 第6章 カバラ—ツェランとゲルショム・ショーレム
- 第7章 エルサレム—「エルサレム詩篇」を読む
- 結語 子午線—円環を描く言葉の道筋
- 補遺 その他のユダヤ人たち
「BOOKデータベース」 より