書誌事項

特捜崩壊

石塚健司 [著]

(講談社文庫, [い-125-1])

講談社, 2011.7

タイトル別名

「特捜」崩壊 : 墜ちた最強捜査機関

タイトル読み

トクソウ ホウカイ

注記

『「特捜」崩壊 : 墜ちた最強捜査機関』 (2009年4月刊) に加筆・修正し、改題したもの

叢書番号はブックジャケットによる

参考書籍: p [278]

内容説明・目次

内容説明

政財界の暗部に切り込み、戦後日本の「正義」を支えてきた地検特捜部。その捜査能力はなぜ地に堕ちたのか?身内の不祥事を隠して突き進んだ逮捕劇、体面を保つための捜査…。’07年から翌年にかけての「防衛フィクサー」事件などの捜査過程を詳細にたどることで、今日の「検察危機」の予兆をとらえた話題作。大阪地検特捜部の証拠改竄事件による衝撃から検察の改革方針決定まで、激動の一年間も加筆した決定版。

目次

  • 序章 「猟犬」が駆逐された時代(特捜部の機能不全;「捜査の職人」が消えた ほか)
  • 第1章 「苛察」と「検察」の狭間(封印された身内の膿;法務大臣に報告せず ほか)
  • 第2章 「あり得ない」逮捕劇(絶句したヤメ検;「フィクサー」の実像 ほか)
  • 第3章 恫喝(「我々がやらせませんよ」;子供と一緒に殺される夢を見た ほか)
  • 第4章 特捜部がなくしたもの(最後の「捜査密行」時代;「特捜に撤退なし」は吉永だからできた ほか)
  • 終章 激震、迷走…そして再生へ(追いつめられた検察;「吉永の再来」待望論 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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