八月十五日の夜会
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書誌事項
八月十五日の夜会
(新潮文庫, 9244,
新潮社, 2011.8
- タイトル読み
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ハチガツ ジュウゴニチ ノ ヤカイ
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注記
平成20年刊の加筆・修正
内容説明・目次
内容説明
祖父が死んだ。あの戦争を「生き延びたせいで見なくていいものをたくさん見た」と語っていた元二等兵の遺灰を故郷の海へ還すため、孫の秀二は沖縄を訪れる。そこで手にしたのは、古びた四本のカセットテープ。長い時を超え、その声は語り始める。かつて南の島に葬られた、壮絶な個人的体験を—。敗残兵の影、島民のスパイ疑惑、無惨な死。生への渇望と戦争の暗部を描く、力作長編。
「BOOKデータベース」 より