韓国における情報化と縁故主義の変容

書誌事項

韓国における情報化と縁故主義の変容

金相美著

ミネルヴァ書房, 2011.7

タイトル別名

韓国における情報化と縁故主義の変容

IT revolution and transformation of networked society of Korea

タイトル読み

カンコク ニオケル ジョウホウカ ト エンコ シュギ ノ ヘンヨウ

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注記

博士論文を元に刊行されたもの

参考文献: p223-234

内容説明・目次

内容説明

韓国では情報化が早く進み、それに伴う市民メディアの台頭やソーシャル・ネットワークの普及を、「市民社会」が実現されたと評価する声が高かった。しかし、その一方で情報化は名門大学の学閥や、出身地、血縁などの旧来型の繋がりを再生産する役割をも果している。この二面性をどう評価すべきか。本書では、緻密な社会調査に基づき、韓国社会のネットワークの実態を描き出す。日本に最も近い国を多面的に理解するための必読の一冊である。

目次

  • 序章 オンラインコミュニティからみる韓国社会
  • 第1章 社会関係資本とは何か—縁故主義の理論的背景
  • 第2章 縁故主義と近代化過程
  • 第3章 縁故主義的行動の社会心理
  • 第4章 縁故主義の日韓比較
  • 第5章 オンラインコミュニティと縁故主義との関係
  • 第6章 オンラインコミュニティへの参加と社会関係資本
  • 第7章 オンラインコミュニティは縁故主義を強化するのか
  • 終章 韓国のオンラインコミュニティの行方

「BOOKデータベース」 より

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